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欠陥マンションの実情とは

数年前に社会的な問題となった「耐震構造偽造」の事を記憶している人も多いと思います。

最近は「耐震構造偽造」程の社会的なインパクトのあるものがメディアに登場する機会は減ってしまいましたが、作れば売れるという一時期の不動産バブルの影響で残念な事に欠陥マンションが増えているのが実情です。

人生の大半の時間を費やして返済していく事になるローンを組み購入したマンションが欠陥マンションだと知った時の購入者の怒りと悲しみは計り知れません。そんな思いをしない様にする為にも購入前に欠陥マンションがどういうものかを知っておく必要があります。

欠陥マンションが増えた要因としては、マンション販売の熾烈な価格競争があります。価格を下げなければ売れない。かと言って部屋の大きさを小さくしたり、表面的に見える付加価値となる要素を削っても売れなくなってします。

その為に表面的な価値は一定レベルを維持しながら価格を下げるとなると、どうしても素人目では判断できない鉄骨部分等の削減になってしまいます。言い方は悪いのですが、購入者である消費者の無知と表面を重視する姿勢が欠陥マンション販売増加の要因にもなっていると言う事ができます。鉄骨部分の削減と言うのには、配筋の本数が減らす事や耐震性の格下げ、コンクリート厚が薄くする事で遮音性を落とす事があります。これらの要素があるマンションが一般的に欠陥マンションとなります。

今までに欠陥マンションが大量に発生したのは過去に3回あったと言われています。1970年前後の万博景気と言われた頃になります。水が多く含まれているコンクリートが使用された為に、ひび割れや水漏れが多く見られるマンションが相次いで建てられました。

1970年台後半のオイルショックの頃にも、セメントを始めとした建築材料が減少してしまった為に、古いセメントが建築に使用された事で欠陥マンション発生の要因となりました。

1990年前後のバブル経済の頃も、建築ラッシュによって人材不足が生じ、施工技術が悪化した為に欠陥マンションが増大したと言われています。

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